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刑事とJK~続編~

第25章 僕のもんだ、いや、俺のもんだ



シゲは千花を井上から引き離した


「はあ?何を」


井上は不機嫌そうに答える



「何でも!!」


「答になってねーよ!!」


「なってる!!」


「なってねー!!」


バキッとお互いの拳が交差し、ぶつかりあう


とうとう殴り合いになってしまった



「お、おやめください…!!
今は喧嘩など…!!」


と、千花は止めようとするが、近づけない

しかも二人には聞こえてもない



聞こえていたとしても、絶対に無視している





「…」



千花は膨れっ面をして、一人で舞台の方へ歩いて行った




…信じられませぬ…


こんな非常事態に喧嘩など…!!


ミサイルとやらが落ちてしまえば、喧嘩すら出来ぬと言うのに…



なら、わたくしが鍵を探します

お二人はどうぞ、喧嘩でも何でもなさっといて下さい!!





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