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刑事とJK~続編~

第25章 僕のもんだ、いや、俺のもんだ



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「ここが"舞台・プラネタリウム"か…」


シゲは、まるでオペラ座館のような豪華な扉を開けた



「でかい…」



中はまず、一般に見るプラネタリウムだった

ただその大きさはなかなかなもので
1000人は容易に収容できそうだ




「舞台とはあれのことでございましょうか?」


千花が指差した先には舞台があった

プラネタリウムの座席の向きを変えると、そのまま舞台が見えるという仕組みになっているようだ




「こんな中から鍵探すなんて無理っ」



井上はめんどくさそうに歩き、ドカッと席に座った



「寝る、お休み」


そう言って背もたれを下げ、完全に寝る準備を整えた



「ちょっと…
今は寝てる場合ではございません!!」


千花は井上の腕を引っ張って立たせようとした



「んだよ、おチビの分際で」



「おチビではございま…!!」



その時、井上は千花の腕を掴み返し
自分の方へ引っ張った



そのまま自分の胸板に千花の頭を押し付ける



「そんなに俺が好きか、おチビ?」



「な…絶対ないです!!///
離してください…!!」



「離れてみな」



千花は力いっぱい井上から離れようとしたが、強い力で押さえられていて動かない



「いい加減にしろよ!!!」



シゲの怒鳴り声がプラネタリウム中に響き渡った




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