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刑事とJK~続編~

第28章 次のステージへ



一連の作業はこうだ


この意味のわからないアルファベットは、規則性に従って数字に変換でき

吉川にはその数字への変換作業を行ってもらう



変換し、並べられた数字は、簡単な数列になっているので

岩崎はその数列の答を導き、且つもう一度アルファベットに変換し直す


変換し終わった答を飛鳥に伝え、飛鳥はキーボードに打ち込んでいく



こういったかんじだ





「そんな作業、さっき一人でやってたんすか…?」



吉川は驚きで口をポカンと開けた



「まぁ…さすがに手間取ったけどね。
じゃあ吉川君、頑張って覚えてね
このアルファベットの規則性、教えるから」








―――――





ガガガガガガ…



『!!!
斉藤、柵が開いていくよ!!』



「ああ、進むぞ!!」



徐々に上へ上っていく柵の下をくぐり抜け
斉藤とゆうひは廊下を進んだ



しかし、すぐまた目の前に別の柵が二人の行く手を阻んだ




「ああくそ!!
時間かかってしょうがねぇな…!!」




『…うん…時間は、大丈夫?』



「ん…えと」



時計を確認した斉藤の顔が歪んだ



「あと…10分くらいでミサイル発射だ…」




『…!!?』





…お父さん、頑張って…



道を、繋いで…







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