テキストサイズ

刑事とJK~続編~

第4章 刑事始動



「すいませーん」


斉藤は細川夫婦がいるペンションの扉を叩いた



「はい…あ、斉藤さん」



出てきたのは、細川百恵だった


「ちょっとお話いいっすか?」


「はい…」



「旦那さんは?」



「ぐっすり寝ています、よっぽど疲れたみたいで…」



百恵は苦笑した




「そうっすか…」



とりあえず、斉藤は百恵に話を聞くことにした




「昨日から今日までの行動、教えてもらえますか?」




「あぁ、はい…えっと…
昨日はずっと夫といました。
目を離したのは、トイレに行くときとかくらいで…」




「トイレ…っすか…んと…」




斉藤はゴホンと咳込んだ




「失礼ですが…
ご主人との夜の営みは何時頃まで…?」



「…ぇ///」



『…///』




「…多分…眠りに入ったのは夜中の2:30くらいかと…///」


…長っ



「起床時間は?」



「7:30には起きてましたね」



「そうっすか…マジですんませんっした、ありがとっす!!」



斉藤は急いで退散した




『ほんとごめんなさい!!
待ってよ斉藤ー!!』



ゆうひは百恵に深々と頭を下げ、斉藤を追いかけた





ストーリーメニュー

TOPTOPへ