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刑事とJK~続編~

第6章 どうする飛鳥…!!



今日は土曜日


飛鳥はひとり、買い物に来ていた


何の買い物か?

それは服であった



何のための服か?

明日の、南とのデート用の服である




飛鳥は両手に服が掛かったハンガーを持ち、鏡の前に立った




こっちがいいかな?


こっちもかわいいな///




南はー…どんなのが好みなのかなぁ?///




そうやって女の子を楽しんでいるときだった



後ろから、声が聞こえた



「あ…飛鳥…!!?」



「?」



自分を呼んだ声の方を振り返ると
そこにはひとりの男がいた




「っ…」



飛鳥は思わず後ずさりしたが、男はこっちへ近づいてくる



「飛鳥…飛鳥だよね…?」




「…清隆(キヨタカ)…」




「よ…かった…
こんなところで、飛鳥に会えるなんて…―――!!!」



清隆という男は、飛鳥を抱きしめた




「――///
ちょっ…、さ、触んないで!!!」



飛鳥は清隆を思い切り突き飛ばした



清隆はその場でシリモチをついた





「あす…か…?」




「今さら、何ひょっこり出てきてんのよ…!?
あたしを…捨てたくせに…!!」



「飛鳥…」





この清隆という男

本名は阿部清隆(アベ キヨタカ)




会話から理解出来るように、飛鳥の昔の恋人であった




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