
刑事とJK‡番外編‡
第22章 刑事とBG
「そうと決まりゃあ…」
斉藤は圭吾たちに指示を出した
「招待客は帰してもらっていいっすか?今からは、親族を取り調べするんで」
「そうですね…、わかりました」
圭吾たちは招待客を帰した
皆ぞろぞろと、重い足取りで屋敷を出ていく
全員が出て行ったのを確認すると、早速取り調べが行われた
――――
「…で、ずっとパーティー会場にいたんすか?」
「はい…私は旦那と一緒でした…」
今取り調べを受けていたのは、ゆうひの友達、榊原里沙の母親だった
「そうっすか…ありがとうございます」
里沙の母親はペコッと頭を下げ、ソファーから立ち上がると
そのまま部屋を出て行った
斉藤はグッと体を伸ばした
「さっきの方で最後ですよ」
祐司はボソッと斉藤に伝えた
「知ってら」
斉藤は祐司を睨みつけるように見た
容疑者のアリバイは全員ない
団蔵の娘夫婦は、夫婦でずっと一緒にいたと言うが
親しい者の証言は認められないためこの二人もまた容疑者に
「もうちょい…ヒントがねぇかなぁ…」
犯人の的を絞れるような何かが…
ひとつでもあれば…
「た、大変です!!」
突然、メイドの一人が駆け込んできた
「どうしました?」
祐司は落ち着いてメイドに尋ねた
「ひどい雨のせいで土砂崩れがありまして…
帰るための一本道が塞がってしまいました…!!」
斉藤は圭吾たちに指示を出した
「招待客は帰してもらっていいっすか?今からは、親族を取り調べするんで」
「そうですね…、わかりました」
圭吾たちは招待客を帰した
皆ぞろぞろと、重い足取りで屋敷を出ていく
全員が出て行ったのを確認すると、早速取り調べが行われた
――――
「…で、ずっとパーティー会場にいたんすか?」
「はい…私は旦那と一緒でした…」
今取り調べを受けていたのは、ゆうひの友達、榊原里沙の母親だった
「そうっすか…ありがとうございます」
里沙の母親はペコッと頭を下げ、ソファーから立ち上がると
そのまま部屋を出て行った
斉藤はグッと体を伸ばした
「さっきの方で最後ですよ」
祐司はボソッと斉藤に伝えた
「知ってら」
斉藤は祐司を睨みつけるように見た
容疑者のアリバイは全員ない
団蔵の娘夫婦は、夫婦でずっと一緒にいたと言うが
親しい者の証言は認められないためこの二人もまた容疑者に
「もうちょい…ヒントがねぇかなぁ…」
犯人の的を絞れるような何かが…
ひとつでもあれば…
「た、大変です!!」
突然、メイドの一人が駆け込んできた
「どうしました?」
祐司は落ち着いてメイドに尋ねた
「ひどい雨のせいで土砂崩れがありまして…
帰るための一本道が塞がってしまいました…!!」
