
刑事とJK‡番外編‡
第23章 刑事とBG~Ⅱ~
「一通り食事も終えたようなので、俺は警備に戻ります」
そう言って、祐司は部屋を後にした
「刑事さん」
「?」
腹も膨れ、さあ部屋に戻ろうかと思ったときだった
斉藤に声を掛けたのは、団蔵の後妻の原黒沙也加
「どうしたんすか?」
ナプキンで口を拭きながら、斉藤は沙也加に尋ねた
「取り調べの時に、言い忘れてたことがあって…
あたしの部屋まで来てもらえるかしら?」
「あ、そうっすか。わかりやした」
斉藤はゆうひに、先に部屋に帰っておくように言うと
沙也加の後を付いて行った
――――
斉藤と沙也加は部屋に入った
女の部屋らしい、きつい香水の匂いが鼻を突く
「言い忘れたことってなんすか?」
「とりあえず…そこに座って」
斉藤は横にあったイスに座ろうとしたが、「いいえ、こっち」と、ベッドに座らされた
「…あの…」
「何?」
沙也加は羽織っていた上着を一枚脱いだ
「言い忘れたことって…?」
「ふふ、何だと思う?」
沙也加は斉藤の上に覆い被さるように、ベッドに手を付いてきた
斉藤は身を引いて少し後ろに倒れる
「…近いんすけど…」
「もっともっと…あたしの近くに来てよ///」
沙也加の手は斉藤を完全に押し倒した
沙也加自身はさらに身を乗り出してくる
「刑事さん…名前、斉藤さんだったっけ?」
「まぁそうっすけど…」
「斉藤さん…///」
沙也加は唇を斉藤の耳元まで運んだ
「あたしを抱いて…///」
