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刑事とJK‡番外編‡

第23章 刑事とBG~Ⅱ~


「失礼します」


そこへ、祐司、圭吾、護が現れた


「俺たちも同席させていただきます」


祐司が口を開いた


「君らは、ボディーガードじゃないか、屋敷の警備はどうした」


不機嫌そうに聡は言い放った


「まあまあ、聡さん。今警察も来てますし大丈夫っすよ」


斉藤は二ヤッと微笑した


「なに…?」


「証拠物品が出てきたので、鑑識にまわしたんですよ。直に結果が出ると思います」


「バカなっ…あ…いや…」


聡は何かを言いかけて、慌てて口をつぐんだ


「聡さん、ちょっとお聞きしたいんですが、団蔵さんは持病はお持ちでしたか?」


「…さあ、どうだったか…」


聡がはぐらかしていると、再び居間の扉が開いた


入ってきたのは、聡の妻の、芳子(よしこ)だった


「あなた…もうやめましょう」

芳子は悲しい瞳で、聡を見つめた


「なにを…言ってるんだ、芳子」


「もうこれ以上は無理よ…刑事さん、私が全て話します」








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