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刑事とJK‡番外編‡

第22章 刑事とBG

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「着きましたよ」


車から、スーツ姿の3人が現れた



「でけぇな~」


白石護(しらいしまもる)が、目の前に広がる屋敷を見上げた



「護先輩、行きますよ」


護に背を向けて、先に歩き始める男、村上祐司(むらかみゆうじ)



「俺は車を置いてくるから、まずは屋敷内の確認よろしくね」

メガネをクイッと上げて、朝比奈圭吾(あさひなけいご)は車に乗り込んだ



彼らはボディーガードだ


今日は屋敷で誕生パーティーがあるとのことで、警護の依頼を承った




屋敷が広いため、3人で警護する


「ボディーガードの方々ですね、お待ちしておりました」

屋敷の人間が出迎えてくれた




「本日はよろしくお願いします」

祐司と護は会釈した




屋敷内に入ると、まず正面に螺旋階段があった


「俺は2階見るから、祐司は1階頼む」


二手に分かれることにした



パーティー会場になる広い洋間には、いくつもの丸いテーブルが並んでおり、すでに食器が置かれていた



天井には高価なシャンデリア
壁には有名画家の絵

その他にも、豪華な品々が品よく配置されている



祐司は部屋の隅々を見て回る

一応、防犯カメラはいくつか設置されている
が、死角になりそうな部分はないか確認する


パーティーが始まったら、一瞬でも気は抜けない



(今のうちに一本吸っとくか…)



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