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君が欲しい

第10章 君の涙

「恋なんて選べないよ。
気づいたら、好きになってんだから。
それが悲しくたって、辛くたって仕方がないよ。」


僕は君に言っているようで自分に言っていた。


「そうだね…南君、ありがとう。
いつも優しくて勇気もらってばっかりだな。」


なんて言うからかなり切ない。


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