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君が欲しい

第10章 君の涙

君は何か言いかけたけど、言わなかった。


多分さっきの事だろう。


でも僕だって聞きたい。


目瞑ったよね?


なんでかな?


でも、ややこしくなったら怖いのでやめておこう。


「おやすみ。」


「おやすみなさい。」


こうして君の突然の訪問は静かに幕を閉じた。


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