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君が欲しい

第11章 突然の告白

「困るというか…あっとごめん名前何だっけ?
なんか飛んじゃって…」


失礼だがもう一度名前を聞いた。


「朋美です。小池 朋美。」


「ああ、朋美ちゃんね。朋美ちゃんピアノ好きなの?」


まずは普通の話しから始めよう。


「全然知らないんだけど、南先輩の弾くピアノは好きです。」


なんか褒められて嬉しい。


「えっと、じゃあとりあえずなんか弾こうか。」


「はい!」


何故かちゃっかりピアノの長椅子の僕の横に朋美ちゃんは座った。


君と違う香りがした。


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