テキストサイズ

君が欲しい

第11章 突然の告白

音楽室に行くと朋美ちゃんに捕まる。


今度は教室が唯一の安心出来るところになった。


「南、あの子にすっごい好かれてるな。」


隣にいた小川がニヤニヤして言う。


「やめてくれ。まじで疲れてる。」


小川に愚痴ってしまった。


「好きになれないなら、ちゃんと断れよ。」


珍しく山寺が言った。
それも正論を。


「ですよね…」


反論できません。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ