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君が欲しい

第12章 君の気持ち

僕は君の手を引いて、ピアノの前に座らせた。


「本当にいいの?」


上目遣いで僕を見る君はかなりツボだ。


「いいよ。」


楽譜を壁の棚からいくつか出して、君に見せた。


「どれにする?」


「じゃ、これ。」


「うん。いいね。」


楽譜をピアノの前にセットした。


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