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君が欲しい

第13章 新しい音

駅からクラブまで10分程だったが、かなり夜が盛んな街でちょっと危険な雰囲気だ。


「南君、腕組んでいい?ちょっと怖い。」


恥ずかしそうに君が僕を見る。


かっ可愛い◎◎◎


ダメだ。今日は理性を押さえられないかも。


「ごめん、気づかなくて。」


僕達はクラブまで腕を組んでいた。


端から見れば誰も友達とは思わないだろう。


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