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君が欲しい

第13章 新しい音

ステージがよく見える席が二階にあって開いていたのでそこに君を座らせた。


「なんか飲み物持ってくるね。」


「うん。」


ちょっと不安げな顔で返事した。


僕はカウンターでソーダーを二つ買い、席に戻った。


君は僕を見つけると安堵の表情を見せた。


こんなとこ連れてきちゃまずかったかな。


ちょっと後悔した。


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