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君が欲しい

第13章 新しい音

ステージに莉緒が現れた。


「あっ、このバンドだ。」


「あの女の人に声かけられたの?」


「そう。」


「ふうん。キレイな人ね。」


あれなんかトゲのある言い方じゃね?


親父の言うこと信じそうになる。


バンドのメンバーがセッティングを始める。


莉緒はヴォーカルみたいだ。


なんか機械みたいなものもセッティングされてる。


ドラムにベース、ギター、サックスか。

まあ普通だな。


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