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君が欲しい

第14章 君がいた夏

夕食を食べて、君を送る。


君を送る道も、もう慣れた道だ。


30分くらい話しをしながら帰る。


「南君…今日はごめんね」


何故か謝られた。

なんで君が謝るんだ?


謝るなら僕だ。


これからって時に、マジ申し訳ない。


「私、南君に甘えてた。
南君だって男の子だもんね。
色々、気を遣わせてごめんなさい」


えっ?そうくる?


「さっきはなんだか雰囲気にやられちゃって、
変な事になっちゃったけど、私も気をつけるね」


気をつけるって、何を?僕を?


なんか解読できないんですけど。


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