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君が欲しい

第4章 寝顔

君はどんな顔で仲村に抱かれてるんだろう。


考えたくないのに頭から離れない。


君のその声を想像しただけで体が反応した。


そんな自分が虚しい。


その時ガラッと保健室のドアが開いて、かなり焦った。


上履きがきゅっきゅっと入ってくる足音が聞こえる。


カチャカチャと何やら音がした。


先生がいないから自分で処置をしてるんだろう。


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