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君が欲しい

第17章 僕の指

「この指で佐伯さん喜ばせてあげるよ」


僕は堪えられず、そう言って絡めた指に力を入れた。


なのに、君は…


「じゃあね~『アイ ラブ ユー』弾いて」


無邪気だし。


はい…調子に乗りました。

ゴメンナサイ。



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