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君が欲しい

第22章 君の変化

「これからはいつでも好きな時家へ来てよ。
俺が練習でいない時とかもさ。
好きに音楽聴いたりできるでしょ」


君が僕の家を気に入ってる事は知っていた。


「嬉しい。ありがとう。
でも、私…潤平の家が気に入ってるんじゃなくて、
潤平が居るあの家が好きなの」


えっ?それって僕を好きって聞こえるんですけど…


「ふふふ、でも夕飯とか作っておけるし便利だよね」


君は鍵を見ながら笑ってた。


「宜しくお願いします」


君が作る料理は最高だから。


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