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君が欲しい

第24章 今じゃない

君がようやく来てくれた日はすでに新年から6日も経っていた。


「真緒!」


抱きしめたかったけど、親父の店は明日からでリビングで親父はグダグダしていたから無理。


「お父さん、明けましておめでとうございます」


「おお、真緒ちゃん、おめでとう!
お正月料理旨かったぞ。ありがとな」


「良かった…」


君は嬉しそうな顔をした。


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