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君が欲しい

第24章 今じゃない

「ホントありがとう。凄い美味しかった。
真緒は良い奥さんになるね」


君は少しはにかんだ顔をした。


やっぱ、可愛い。
僕の奥さんにしたい。


「九州のお土産いっぱい持ってきた」


君は重そうに紙袋をダイニングテーブルの上に置いた。


「凄い量だな。ありがとう」


「真緒ちゃん、ありがとね~」


親父はソファーからのけぞりながら言った。


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