テキストサイズ

君が欲しい

第24章 今じゃない

「送るよ」


「いい、バスの方が早いし。潤平荷物あるし」


確かに僕は両手に買い物袋を握っていた。


「じゃ、バスが来るまで」


「ありがとう」


君と僕は道を挟んだ反対側のバス停に向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ