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君が欲しい

第25章 不覚にも

僕も食事は終わったので、一足先に帰ろうかと思った。


「じゃ、俺も…」


「だめ~っ!潤平君私ファンなんだから、もうちょっと居てよ」


と一人の女がしがみついてきた。


相当酔ってるよ。


僕は場の雰囲気を壊したくなくて、もう少し居る事にした。


「潤平君のピアノいいよね~私イきそうになっちゃうよ」


ははは…ピアノではイケないだろ。


酔っ払いの相手は疲れるが、正直慣れている。


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