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君が欲しい

第26章 嘘の重なり

君は少し驚いていた。


「潤平、あの人となんかあったの?」


「ないよ」


もちろん君に夕べの事なんて言えるわけない。


「じゃ、なんであんな言い方するの?」


君が顔を歪ませて聞いた。


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