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君が欲しい

第27章 さようなら

意外と君は足が速い。


僕は必死で走った。

体育会系じゃないからツラい。


ようやく追いついて君の腕を掴んだ。


「はっはっはっ…待ってよ」


君は立ち止まったがこちらを見ないで後ろ向きだった。


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