テキストサイズ

君が欲しい

第5章 友達

君の喜ぶ顔が眩しくて、こっちまで嬉しくなってくる。


しかしこの顔は僕のものではない。


一瞬忘れた仲村の存在をまた思い出してしまった。


「佐伯さん、仲村と最近どう?」


上手くいってなければ、チャンスはある。


「どうって普通よ。
私が告白した時、仲村君初めて私の事知ったみたいで、
今はまだ友達のようだけど」


普通か…微妙だな。

っつーか、友達みたいって仲村にヤられてないって事か?


なんか嬉しくなった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ