テキストサイズ

君が欲しい

第29章 堕落

雪菜はハタチの女子大生だった。


僕は飲まなかったけど、彼女は少しお酒を飲んでいた。


「潤平君は彼女いない?」


雪菜は突然聞いてきた。


「いません」


「そう」


意外とあっさりスルーか?


「潤平君はジャズと今のDERUTAのようなジャンルとどっちが好き?」


「どっちも好きです。基本どちらも弾くのはピアノですから」


なんか普通に音楽の話しが出来て嬉しかった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ