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君が欲しい

第32章 欲しいのは

僕らは放課後二人で帰った。


君が僕の隣を歩くのは何ヶ月ぶりだろう。


君の横顔は変わりなく可愛い。


そして、久しぶりの君の甘い香りに泣きそうになった。


でも、君は笑っていなかった。


僕の目を見ても笑いかけてはくれなかった。


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