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君が欲しい

第33章 南と佐伯さん

南達のグループがステージにあがってきた。


遠くから見ても南の骨格は美しく目立っていた。


いきなり南のピアノから始まった。


驚くほど腕がいい。


そしてピアノを弾く南はちゃんと自分の魅力をアピールする弾き方だった。


客はそんな南に酔いしれている。


5割増どころか、南は光に吸い込まれていくような格好良さだ。


こりゃ、女が黙っちゃいないわけだ。


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