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君が欲しい

第34章 帰り道

あんな事があったけど、僕は勇気を出して君に話しかけた。


「今日はどうだった?」


「~ん、前よりパフォーマンスが派手じゃない?
私は前の南君の弾き方が好き」


「・・・そっか」


君は僕を見ず答えた。


聞いた僕が間違えていた。


君はもう僕に関心がないんだっけ。


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