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君が欲しい

第10章 君の涙

僕は頭を冷やそうと、ソファーに座った。


勿論、君より少し離れた位置だけど。


そしてアイスコーヒーを一気に飲み干した。


君はアイスコーヒーのストローをクルクル回しながら、曲を聴いていた。


何も、何もしないまま音楽だけが流れていた。


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