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狼さんの腕のなか

第2章 取り引き

「ここまで知ってる俺は
全くの他人じゃない」

「・・・?」
差し出された紙には退学届の文字

「助けてやろうか?」

「は?」

それって・・・

「1週間待ってやるから考えろ」

「え、ちょっと待ってよ
いきなり何を言って・・・」

話が急すぎて着いていけてない

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