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気持ち=表す=コトバ

第11章 一粒

あと
一粒の涙で
優しさ溢れてくるのだろう

あと
一言の言葉で
キミを守れるだろう
頬を伝う
感情の雫

胸に響く
頑丈な鐘が

ぎゅっと
守って抱きしめて
笑い合えて泣ける

そんな日々、いつまでも続くだろう
と、愚痴っている

あと
一粒の涙で
心が和らぐだろう

あと
どの位の時間で
傷が消えるだろう

消えない 見えない
重荷抱えて
進む道 暗い暗い
街灯も光も希望も無い

ただ、雫が落ちた時 何か光るんだ

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