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ブラバン天下

第2章 空気卒業。

ぺろっ...

自分の愛液は想像以上においしかった。

甘くて、粘り気があって、

水飴みたいだ。

「おいしいだろ?」

「...うん」

夢中になっていると、

もう舐め尽くしてしまった。

しかし

「もっと舐めてくれ。」

さとみの口から離さない。

指ではないそれを、さとみは舐めた。

クラリネットでタンギングをするように

甘く優しく、時には激しく強く。



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