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ブラバン天下

第1章 空気はもう嫌。

ようやく終わったコンクール。

結果は、

まあ分かりきっていたことだが銀賞だった。

万年銀賞の学校だったし。

3年の先輩達は

自分たちにとって

最後のコンクールだったこともあり、

悔しさに涙を滲ませていた。

2年生も先輩を思って泣いていたが、

さとみは違った。

やっと終わった...

やった、

やったあ...

コンクール、

終わったよ...!

嬉しさに満ちていた。

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