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北斗七星

第2章 好きじゃないから





今日の帰りは一人だった。


あ、いつもか…



宮橋の言う通り、寂しい人なのかもなぁ。




「宮橋…か……」



本当は悪いやつじゃないかも?


何て考えが甘かったりして…




「なぁに俺の名前出してんだよ」


「うっ、わっ!」




なんでこんなとこにいんの…




「ちょっとついてこないでよ」


「同じ方面」


「…」




き…気まずい…





「お前ってさぁー変わってるよな」


「…………は?」



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