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Eternal Love…

第22章 莱香の嫉妬心~莱香side~


「こんなくだらない話なら俺もう帰ります。コーラ代置いておくんで」

テーブルの上にバンっと小銭を置いて司は席をたった。

「それと最後に言っときますけど。俺はららが好きで付き合いたいとも思ってます。だけど…思いを伝えてららが俺の思いに応えてくれなくても…好きな奴が…ららが幸せになるんだったら俺はららを応援します」

じゃあっと付け足して司は
オープンカフェを出ていった。

…なんなのよ司。

年下のくせに生意気言っちゃって。

そんな綺麗事並べて。

司のららちゃんに対する思いが
たったのこれっぽっちだったなんて

思わなかったわ。

司…本当に損するタイプね。

ばかばかしくて呆れちゃうわ。

そんな生ぬるいこと言ってるから

欲しいものが手に入らないのよ。

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