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Eternal Love…

第29章 甘いひととき


体育祭が終わり───

はれて恋人同士になったあたしと
お兄ちゃん。

友達にも周りの人にも…

もちろん家族にも内緒の恋。

誰からも認めれないけど
傍にいられるだけで幸せだから。

「んん~…はぁよく寝たっ」

体育祭の次の日の朝。

早めに起床してお兄ちゃんの部屋に。

久しぶりにお兄ちゃんを起こしに行きますっ。

すれ違ってた頃はお兄ちゃんめちゃめちゃ早くて起こすことなんかなかったなぁ…。

「うぅー…久しぶりすぎて何か緊張してきちゃった」

お兄ちゃんを起こさないように音を立てないで扉を開く。

久しぶりに入るお兄ちゃんの部屋。

そして…可愛い寝顔。

リズムのいい寝息をたててすやすや寝ている。

「かっこいいなぁ~…」

お兄ちゃんの寝顔をじっと見つめる。

寝顔が…無防備すぎて
ドキドキしてしまう。

ちょっと半開きの唇も色っぽくて。

寝てるから…しても大丈夫だよね?

寝息をたてる唇にそっとキスを落とした。

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