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「もうっあたし着替えてくるっ」

恥ずかしくなってその場から離れたくて部屋を出ようとすると

「俺が着替えさせてあげよっか?」

後ろから抱き締められ首筋にキスされる｡

そしてお兄ちゃんの手がするするとパジャマの中に侵入してくる｡

「ちょっ…とお兄ちゃ…だめだって…ばっ…!」

「だめじゃねぇくせに?」

言葉と手で攻めてくるお兄ちゃん｡

朝から刺激的すぎるってばっ!

服を脱がされそうになったとき

「ららー?零ー?起きてるのー?さっさと来なさいよ」

ままの声が聞こえてお兄ちゃんの手がピタッと止まった｡

「ちぇっ残念｡この続きはまた今度な?早く着替えてこいよ」

「う,うん」

ままのおかげで何とか逃れたけど…
本当はあのまま流されてもよかったかも…なんて…｡

考えただけでぼぼぼっと顔が熱くなる｡

あたしのえろ～っ!
朝からなに考えてるのっ!

お兄ちゃんの部屋から出てあたしは着替えに向かった｡