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Eternal Love…

第29章 甘いひととき


家に帰ってからはみんなでご飯を食べてお風呂に入る。

「ぱぱ、ままおやすみ」

リビングにいる両親におやすみを告げて部屋に行く。

ベッドに入って目をつぶるけど
眠たくない。

お兄ちゃん…何してるのかな?

なんだかむしょうにお兄ちゃんの顔が見たくなった。

「お兄ちゃん~?」

お兄ちゃんの部屋を開けてひょこっと顔を出すと机に向かっていた。

「どーした?らら。俺がいなくて寂しくて眠れねぇの?」

悪戯っぽく言ってくるお兄ちゃん。

「ちーがうっ!暇だったから来ただけだもん」

「なーんだ。俺は暇潰しか…」

しゅんとなるお兄ちゃん。

「やっ…!暇潰しじゃなくて…その顔が見たくなったってゆーか」

「ふっ。知ってるし」

「…っ////」

何でもお見通しのお兄ちゃん。

「今日一緒に寝たい?」

「寝たい…っ///」

「じゃおいで」

2人でベッドに横になる。

お兄ちゃんに腕枕してもらう。

「重くない?」

「大丈夫」

ぎゅっと抱き締められてお兄ちゃんに包まれる。

「おやすみらら」

ちゅっとキスされる。

「おやすみお兄ちゃん」

お兄ちゃんに抱き締められながら
深い眠りについた。

今日は幸せだったな…。

これからもこんな日々が続くといいな…。

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