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Eternal Love…

第31章 12月24日


ひとりリビングでにたにたしていると玄関の扉が開くガチャって音が聞こえてきた。

「ただいま~」

…お兄ちゃんが帰ってきた!

「おかえりっお兄ちゃん!」

帰ってきたお兄ちゃんに飛び付く
あたし。

「おぅ。遅くなってわりぃならら」

小さな子どもをあやすように頭をぽんぽんとしてくれる。

「あれ?お兄ちゃんその紙袋何?」

お兄ちゃんの右手には2つの大きな紙袋。

「ひとつは今日部員のみんなから貰った誕プレ。いっぱいあるから、ひとつにまとめてきたんだ」

中を覗いてみるとたくさんのプレゼントが入っていた。

「それで?もうひとつは?」

「あぁ…」

もうひとつの紙袋の中身を聞くと
お兄ちゃんは少し照れた口調で

「や…っ、たまたま帰りに通りかかった店で見つけてさ。ららに似合うと思って買っちゃったっつーか…//」

と言った。

目線をそらしてほんのり顔を赤く染めてるお兄ちゃん。

普段のSっ気の多い時との
ギャップがやばくてきゅんっとする。

紙袋の中身を見てみると

ミニワンピ型のサンタの服だった。

「…これあたしに着てほしいの?」

そう聞くとこくんっと頷く。

かっ…可愛いっ

「何にやにやしてんだよっ!」

「べつにしてないもーんっ///」

こんなお兄ちゃんなんて滅多に見れないから超貴重っ!

ちょっといじめたくなっちゃう♪

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