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Eternal Love…

第32章 初めてをきみに…


─────────…………


シャッとカーテンが開く音。

そして降り注ぐ太陽の眩しい光。


「ん………」

重たいまぶたを開けると


「おはようお兄ちゃん」


朝日に照らされるららがいた。


裸にシーツを巻いただけのららは
妙に綺麗で…


天使に見えた。

「はよ…らら」

体を少し起こして
手招きしてららを呼ぶと

ちょこちょこ歩いてきて
俺の隣に座る。

「らら体平気?」

「んーちょっと腰が痛いけどあとはなんともないよ!」

「そっか。ならいいけど」

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