Eternal Love…
第34章 近親相姦
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ららが飛び出したリビングに取り残された両親と零。
誰も言葉を発しない沈黙を破ったのは零だった。
「母さん。俺今日はとりあえず瞹の家泊まるよ。父さんも母さんも…ららも混乱してるし」
「零……」
「それとこれ」
零はポケットから自分の携帯を取り出し母親に手渡した。
「ららと接触してほしくないんでしょ?だったら携帯渡しとく。こんなんなくても俺とららの絆は壊れねぇから」
そう言って零もリビングを出た。
ららと零がリビングを出たあと
両親の悲痛な泣き声が
リビングで響いていた。