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Eternal Love…

第40章 支えと強さ


だけど誕生日にまさかのプレゼント。

香水、今でも大切にしてるよ。
もったいないから使えてないけどな。
いつも俺の目に見えるように置いてある。

そしてららの全てを俺にくれたこと。

嬉しかった…。

好きなやつとするセックスってこんなに気持ちいいんだなって。

心と体全てで愛し合えたことが幸せすぎて。

どんどん愛しくなって。

ずっと一緒にいるってららに約束したよな。

だけど…その約束やぶることになってごめんな。

本当は今もそばにいてやりたい。

ららを泣かせたくなんてない。

けど、考えても考えても俺がららのそばから離れるってことしか出てこなかったんだ。

ららが嫌いだから出ていったんじゃない。


ららに幸せになって欲しいから。


俺のこと好きっていってくれて本当に嬉しかった。

でもな、俺を好きでいて幸せなのは本当に一時なんだよ。

俺と一緒にいるってことは、周りに後ろ指さされて批難されて生きてくことになる。

もちろん、父さんや母さんを捨てることにもなる。

ららは優しいから俺と両親、世間の間で苦しむことになる。

どっちも選べなくて泣いて泣いて。

そんなことにはさせたくない。

だから出ていったんだ。

俺のことは忘れて?
他に好きな人を見つけて?

ららのそばにいるって約束は守れそうにないけど、ららの幸せを一番に願うって約束は守るから。


だから泣かないで。

いつまでも泣いてたら忘れられなくなるから。

この先の道のりできっと恋しくなっちゃうから。

ららには前に進んでほしい。

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