Eternal Love…
第40章 支えと強さ
年取って成長していくららを間近で見ててどんどん女になるららに内心ずっとドキドキしてた。
ららが俺の知らない誰かを好きになって付き合って結婚したら…って思ったら胸がモヤモヤした。
誰にも渡したくない。
そう思った。
けどさ、やっぱりだめだ。って自分の心にセーブかけて。
俺は兄貴でららは妹。
って呪文のように唱えて。
好きって気持ち偽って。
大きくなるららへの想いを隠して
莱香と付き合った。
けどさ付き合ってみて分かったんだよな。
やっぱり好きなやつとじゃないと
キスしてもセックスしても全然満たされない。幸せじゃないって。
そして俺の中途半端な気持ちが莱香やららを傷つけた。
めっちゃ傷付けたよな。
今でもららを傷つけたこと、莱香を傷つけたこと。後悔してる。
そしてやっと自分の気持ちに正直になれて、けじめつけてららに告った。
ららの真っ直ぐな想いが俺を変えてくれたんだよ。
本当ありがとな。
それからは毎日が幸せだった。
当たり前のようにららが俺の隣にいてくれて。
ありったけの愛情をくれて。
両想いってこんなに幸せなんだって。実感した。
日に日にららへの愛しさが増して、
キスしたくなったり抱き締めたくなったりそれ以上のことしたいとか
自分のなかで欲がどんどん出てきた。