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彼等は紅を求める

第1章 狂恋歌



「チッ…」


「舌打ちすんなよ龍也~。」


「むかつく。」


「もしかして俺!?俺がうざいの!?」


騒いでいる圭を無視し、ベッドに歩み寄る。


閉じていた目を開けると、間近に彼の整った顔があり驚く。


「舞…」

ギシッ

彼が手を付いたことによってベッドが軋む。
そのまま彼は身を乗り出し、






「たっぷりお仕置きしてやるからな?」


甘く耳元で囁いた。


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