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マコトマスター

第3章 車の中

「結局この番組もボクは王子様役ですか~↓↓」

番組の台本を見ながらがっかりするボク。

「美希はお姫様役なの!」

「いいなー美希は。ボクもフリフリでキャピキャピ~な感じの服が着たいよ」

美希を見ながらまたがっかりする。

前の席に座って運転しているプロデューサーが「良いじゃないか」といってきた。

「そうなの!美希はマコトと一緒に番組出れるだけでもよかったなーって思うの!」

「出れるだけって...」
プロデューサーが飽きれがち..

まぁ、二人ともそういってくれてるんならいっか、

「わかりましたよ、ボク、王子様役します。」

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