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眠れぬ王子と猫な僕

第15章 愛しき王子


















「おはよう、妖巳」
















「ぁっ!?




り、ぃ…さん」
























「昨日はいい声で鳴いてたぜ。」





















璃依さんはキスをしようと近づいてきた。























僕は反射的に顔を背けた。
















――バシッ











「痛いっ!」

















「逃げてんじゃねぇよ」






















「ご、ごめっ……なさぃ…」


































「そうだ。




シャワー浴びないとなぁ?」




















そう言って、僕の髪の毛を掴み










引っ張り上げた。















「ぃあっ……痛い、痛いょ…」














そのままシャワールームに入れられて









璃依さんはシャワーを取り、








蛇口を僕に向けた。




















……ザァー----








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